私は大学進学と同時に実家を出て、一人暮らしを始めました。
26歳現在、一人暮らし歴7年で、住んだ家(契約した家)は4軒、居候させてもらった家(自分の家がない状態)は5軒です。(照)自分でもなんでこんなに落ち着きのない人生を送っているんだと思っていますが、それはさておき。
これだけ住む場所を移動していたら、必然的に荷物はあまり持たなくなります。雑貨とか器とか本当は大好きなんだけど、移動する時に荷造りも大変だし、居候先には持っていけないので、結局実家に荷物を送ることになり面倒です。
では、家に必要最低限のものしかないのかと言われると、そうではありません。自分がときめくものはダイレクトに暮らしを豊かにしてくれるので、可能であれば最低限のときめきグッズを精神安定剤として持っています。
そんな、生活を豊かにする私の必需品ご紹介します。
コーヒードリッパー
まず紹介するのは、KINTOのドリッパー。

このKINTOのドリッパーは、おしゃれな上にシンプルで使いやすく、オススメです。 円錐形のペーパーフィルターしか対応しないのでその点は注意。
私は毎日コーヒーを飲まないとやってられないタイプで、ガチガチのカフェイン中毒者です。
ここまではいかなくとも、コーヒーお好きな方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
毎日コンビニでコーヒーを買うより自分で淹れたほうがコスパがいいのはもちろん、コーヒーを淹れるときの香りが部屋に広がっていく瞬間とか、お湯を注いでモコモコと膨らんでいくのを見るのが好きなので、これはかなり必須。部屋の芳香剤、兼、心の栄養。
新しく住んだ家は、独特の匂いがあって、なんとなく落ち着かないこともありますが、コーヒーの匂いを一度充満させてしまえば、もろたようなもんです。 私は、お昼休みに一度家に戻ってくるのですが、朝淹れたコーヒーの香りが部屋に充満していると、家に入った途端おしゃれなカフェに来た気持ちになりとても幸せです。
基本そのままブラックで飲みますが、牛乳を入れてカフェオレにすることもあります。濃いめに入れて氷を入れてアイスコーヒーにしたり。 牛乳の量や濃さを自分で調整できるのも、自分で淹れるからこそできることですね。お湯の細かい温度やグラム、蒸らし時間、お湯の入れ方、豆の種類や焙煎、挽き方、牛乳の温度や量、さらには何と一緒に食べるか、などこだわりだしたら本当にきりがなくて楽しいです。
ちなみに、基本的な淹れ方さえ知っていれば、そんなにこだわらなくても、適当でそれなりに美味しくなります。ここまで書いといてアレなんですが、私はいつも目分量オンパレードです(おい)。

毎日忙しくて、コーヒードリップしてる暇ないわ!
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
がしかし!コーヒーを入れる時間はお湯を沸かしてドリッパーをセットして、丁寧に蒸らしながら入れて10分未満です。私は一気に3杯分入れて5分32秒でした。意外と時間かからないのです。

それでも長いわ!!
と思う方。考え方をちょっと変えてみてください。
時間に余裕があるからコーヒーを淹れるんじゃないんです。
コーヒーを淹れることによって、余裕が生まれるんです。
豊かな暮らしはこういう余裕から生まれる気がするんです。 確かに、起きて5分で家を出るような睡眠に貪欲な方にとっては、朝コーヒーを淹れることは難しいかもしれません。しかし10分、たったの10分早く起きてコーヒーを淹れ、なんとなくいい気持ちで、余裕を持って仕事に行くのもなかなかオススメですよ。
ちなみに、私は起きて7分で家を出る睡眠貪欲派なので、朝起きてすぐはコーヒー淹れてません(おい)。朝7時に一旦仕事が切れて家に帰ってくるので、その時にゆったりと淹れています。
コーヒーを淹れることは、心の栄養。その時間が余裕につながる。
セルフジェルネイルのセット
母の影響でジェルネイルを大学時代からよくやっていました。可愛い爪を見るたびにテンションが上がるので、精神衛生を保つために本当にオススメです。
セルフジェルネイルを使うメリットは
- 牧場などでの力仕事でも、家事でも、ネイルが取れない。
- 普通のネイルポリッシュよりも爪が補強されている感覚なので、割れない。
- コスパがいい。
- 思い立ったらすぐできる。
- 近くにネイルができるお店がなくても大丈夫。
など、ど田舎に住んでいる私は超重宝しています。逆にデメリットは
- お店で施術してもらうよりも持ちが悪い。
- 慣れるまでは利き手は塗りにくい。
- デザインに限界がある。
などを感じました。しかしデメリットを差し引いても、自分でジェルネイルをするのは楽しいですよ。
ピンキリですが安いものだと、すぐにジェルネイルを始められる道具が一式入って7000円くらいで買えます。安いと剥がれやすかったりするので、可能であれば10000円くらいのがいいと思います。
ものによりますが、セットの中には何色かジェルネイルが入っているものが多いです。最初はピンクやベージュ系の肌馴染みのいい色から始めて、塗るのに慣れてきたら目立つ色を塗ってみたり、デザインを施してみるのもオススメです。
私の場合、立体的なデザインにしてしまうと仕事上ちょっと不都合だし、シンプルなデザインが好きなので、ストーン1つ乗せるネイルをよくします。 インスタとピンタレストにこれでもかと可愛いデザインがあるので、それを参考にしています。



爪って意識してないだけで1日の生活の中で本当に視界に入ってくるんですよね。
チラチラと視界に入ってくる爪がめちゃくちゃときめく爪だったら、その日はもうときめきまくり。
写真撮るとなったら絶対爪を入れたくなるし、手の仕草もなんとなくおしとやかになりそうだし(なるとは言ってない)、爪可愛いねなんて褒められた日にはもう、全顔の筋肉がゆるみまくって生きててよかった〜!となります。単純ですね。
可愛い爪は、視界に入るたび精神安定剤。
花、フラワーベース(花瓶)
私は花が大好きでよく部屋に飾ります。北海道にいる間は飾らなくてもいっか〜と最初はフラワーベースを持ってきてもなかったし、お花も買ってなかったけど、やっぱり花を愛でたくて愛でたくて、フワラーベースを2つだけ購入しました。 買ったのは100均と地元の花屋で1000円のフラワーベース。
もちろんお金を出せば可愛くてデザイン性の高い物買えるけど、100均のフワラーベースも十分可愛い!なんならちょっと背の高いガラスのコップとかでもいいし、ワインや瓶ビールの空き瓶に刺しても可愛かったです。工夫次第でお金かかりません。どれに挿そうかな、この瓶に麻ヒモ巻きつけてちょっと可愛くしてみようかな、など想像し工夫しながらお花を飾るのが何より楽しいのです。

北海道は夏前に道端にレースフラワーがめっちゃ咲いていたのでそれをよく飾っていました。私の住んでいる家の近所にお花屋さんがあまりないので、ワンパターンになるのは悲しかったですが、それでもあるのとないのとじゃ部屋の雰囲気は全然ちがいました。


2日に1回くらい水を入れ替えてあげて、さらに切り口をちょっと切ってあげると、水を吸いやすくなり、お花が長持ちするそうです。 これも、コーヒーを入れるのと同じで、時間の余裕があるから水換えをやるのではないのです。水換えをしてじっくり花を愛でることで余裕を作るのです。
花はいいぞ。
皆さんも家の近くのお花屋さんや、道端の(摘んでも大丈夫な)野花スポットをチェケラっ!
ベッドサイドの間接照明
私が使っているのはニトリで買った間接照明なのですが、安くて質もよくオススメです。そして、今後また引越しをすることを考えても、小さくコンパクトなので荷造りが楽だと思い決めました。

このニトリの間接照明は、土台がマットなコンクリートっぽくて安さを感じません。適度に重さもあるので、倒れることもないと思います。電気をつけずにただ置いておくだけでも可愛い!
夜寝る前は、部屋の電気を消して、ベッドサイドの間接照明だけにして寝ています。これでストレッチをしたり本を読んだりするのには十分な明るさ。写真にも映える。精神衛生も本当に整う。お花との相性も抜群! 部屋全体の照明も調光できそれも良かったのですが、この照明は部屋全体は照らさず私とその周辺くらいだけを照らしてくれたので、とても居心地がよくリラックスできます。
ちなみに、ベッドサイドテーブルとして使っているのは、木を輪切りにしたもの。自分でチェンソーで切り出してきました(ワイルド)。


この間接照明つけて、ユーチューブで夜に聞くクラシックジャズなんかを流して、お香なんかを焚いて、
あらやだ!!!私まるで#丁寧な暮らしの人だわ!!!!
こんな簡単に、とても心地よく贅沢な空間がつくれて、そこに身をおける。これぞ、豊かな暮らしをしている感じがします。
最後に
以上、少ない荷物の中でも暮らしを豊かにするための必需品をご紹介しました。
「豊かな暮らし」や「丁寧な暮らし」に大切なのはモノではなく精神のあり方だと思っているのですが、ここで紹介したモノたちはダイレクトに私の精神に響いて今現在も豊かにしてくれているアイテムです。心に余裕を持つために、このように形から入るのも全然アリなのではないでしょうか!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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